木部尚志さま [ICU卒]+紫さま[ICU卒]:国際基督教大学 教授+ICU OG
FORUM-ICUの主宰者である松谷さんと私たち夫婦とは十数年来の付き合いで、その人柄に関しては絶対の信頼がありました。また、ICUで教えてきた非常に優秀な学生の中に、少なからぬ人数のFORUM-ICU出身者がいたこともあって、娘が受験期にさしかかった際には、安心して松谷さんにお願いすることができました。そして1年間が経った今、娘がFORUM-ICUでの学びから得たものは、私たちの期待以上であったと確信しています。志望していたICUに合格できたことは、もちろんひとつの喜ばしい結果です。けれども、FORUM-ICUにおける、リベラルアーツの理念に基づいた批判的思考の訓練は、むしろ今後の大学での学びの中でさらに生きてくる「基礎体力作り」であったと思っています。息の長い効果を得られる経験をさせていただき、娘ともども心より感謝しています。
冬木れい さま:料理研究家
うれしい春を迎えています。息子はようやく塹壕戦のようなわけわからないところから脱して、なんとか光の中に身を置くことができたようだと感じております。…頭がいいとか、そうでないとかを雑に人の評価の基準にしますが、人にはその人にあった手続きのようなものがあって、それを慎重に調えていかないと自分の本当の道が拓かない仕掛けになっているのではないかと息子の姿をみていて思うようになりました。人生を拓く大事な手続きが、息子にとっては、なんと贅沢なことに、FORUM-ICUの松谷先生との出会いだったようです。この一年の間、息をのむほどに目覚ましい彼の成長を見届けることができたのは、本当に幸せなことでした。松谷先生の圧倒的な実力と真実をとらえる冷徹な眼差し、そして、先生のエレガントでスマートな物腰に、全幅の信頼をおいて学べるという贅沢を、彼は心の底から必要としていたのだと思います。この一年の激しくて光に満ちた贅沢な時間を、この上なくポジテイブに過ごした経験は、これから先の彼の歩みにおいて、大事な試金石になることに間違いはありません。松谷先生、城座先生はじめ諸先生、本当にありがとうございました。
AMさま [ICU卒]:国際開発コンサルタント
Forum-ICUを「発見」したのは、息子が高校2年の3学期を終えようとしている時期であったと記憶しています。私自身がはるか昔にICUでLiberal Artsを学んだということもあり、漠然とではありますが、我が子にもできれば同じような経験をさせたいと思っておりました。昨今の日本の「お受験」事情には全く疎かったのですが、我が子の大学進学を控え、流石に何かしなければ、とネット検索をしていて見つけたホームページ・・・学校英語とは全く違う実践的かつ体系的な英語指導、新書講読の対象図書のラインアップ等々、受験塾では得られない、ある意味大学での学びを先取りするような内容に、これは是非息子に経験させなくては、と思い、即日受講を勧めました。とはいえ、もとより易きに流れ、ロクに勉強してこなかった子供でしたので、「とりあえず1ヵ月行ってみて、合わないと思ったら辞めていい」という前提で始まったForumでの日々・・・早々に音をあげるかと半信半疑だったのですが、いわゆる「ガッコウのオベンキョウ」とは全く異なるForumでの講義に刺激されたのか、毎回、今日はForumでこんな話を聞いた、先生がこう言っておられた等々、いささか興奮気味に話す様子に、知的成長という言葉を重ね合わせ大変嬉しく思っておりました(騒がしく落ち着きのない振る舞いで先生方には頭痛の種だったようですが)。とはいうものの、現役受験では、いわゆる本命校には全て手が届かず、「滑り止め」数校には受かっていたのですが、Forumでもう一年勉強する方が良い、との判断で「浪人」を選択。それから1年、卓越した個性をお持ちの先生方から、所謂「受験勉強」とは一線を画した知的刺激をこれでもかという程に受け、親も驚くほどに成長したと思っています。受験の「テクニック」や記憶するだけの表層的知識などではなく、リベラルアーツの精神とCritical thinkingに裏打ちされた論理的思考に触れたことは、大げさでなく、これからの彼の生きざまに大きな影響を与えるものであると思っております。常に熱心・真摯かつ細やかなご指導をいただき、時に計算されつくした叱責とツボを押さえた激励で、ともすれば緩みがちな息子を鼓舞していただきまして、先生方には本当に感謝の言葉もありません。今後、どのような環境においても、Forumでの知的鍛錬を忘れず、批判精神をもって貪欲に学んでいって欲しいと思っています。
小島敏さま [ICU卒]:NPO法人理事・精神障害者社会復帰施設長
FOROM-ICUに入塾するにあたり、息子と私が主宰である松谷先生から三者面談を設定していただきました。本人の状況などを聞いていただき、入試の状況、大学の状況、予備校の方針等説明をしていただきました。その中で松谷先生から「ICUで英語の学力はつくと思いますか」との質問を受けました。ICU卒といっても明らかに英語ができない部類の私は「あまりつかなかったように思います。」と正直に答えました。その時私は、自分がICU卒のわりに英語があまりできないのは、学習意欲や語学センス以前の問題として大学入学前の英語の学力に決定的な不足があったのではないかと(卒業後30余年後にして)気が付くとともに、FORUM-ICUの語学教育・受験指導への深い考えと志ざしを感じることとなりました。
高校2年から通い始めたFORUM-ICU。最初は彼にとって「カルチャーショック」とでもいうべき衝撃を受けたようです。ICU英語長文の講義ではフツウの解説を行うだけではなく。背景知識についてでは世の中をクリティカル(批評的)に見る。常識だと思っていた事には裏がある。そのことで物事が多面的に見え、好奇心がさらに引き出されて、深く知ることが楽しく思えるようになったそうです。学校の優等生であるばかりではつまらなく、他人になにか言われても本当にそうなのか考えるようになったとのことです。
FORUM-ICUでは先生の考えを押し付けず、考えをいろいろ提示して考えさせて議論させて、後は「自分で結論を決めて」という感じでした。そのような過程を経て自分の考えを決めると、視野が広がり自分を締め付けることなく、楽しく自由に生きれるように思います。(一方、世間の常識は「とにかく受験勉強は努力あるのみ」と単一の価値観を押し付けることが多々あるように思います。)
好奇心旺盛で楽しいと思える学習は目標を決めて実行することに対しても大きな影響があると思います。「なぜ大学へいくのが」、「この大学で~を学びたい」という強いモチベーションを生み出すのではないのでしょうか。
FORUM-ICUで学ぶ前は予習・復習を一切する習慣がなく勉強といえば定期試験前の一夜漬けのみであった息子が、FORUM-ICUの予習を8時間くらいかけて構文展開図と和訳を作成して、さらに内容を図書館へ行って調べるようになりました。以前は紙の辞書を使うこともなかったのですが、辞書がぼろぼろになりました。本人の学びの姿勢は「急がば回れ、じっくり、深く、誠実に」取り組むように変化しました。(以前はセンスと直感に頼ることが多かったように思います。)
松谷先生はじめ講師の皆様、息子を学力においても人間性においても成長させていただきありがとうございました。
勝目さま:会社経営
私は、志望大学や予備校、進学塾の選択は娘の自主性に任せており、悩み苦しんでいるとは深く知りませんでした。そんな時、娘からFORUM-ICUに入りたいと言われましたが、正直なところそのような塾は知りませんでした。サイトを拝見しますと、娘が熱望しているICU大学・大学院を卒業され、ICU受験指導歴20年の松谷先生が主宰し、講師スタッフも多様なプロ集団であることが分かりました。小規模な私塾ながら、リベラルアーツを教育理念とし、授業は対話を基本とした「顔の見える」学生と講師との絶妙の距離感をもって指導することに感銘を受けました。ある時、松谷先生にお会いする機会があり、先生が学生と真摯に向き合い、悩みや相談事にも誠実に耳を傾け、熱心にご指導されている姿に共感しました。娘は入塾して暫く経つと、これまでの悩みや迷いも消え、松谷先生を始め講師の方々は厳しいけれどアットホームな雰囲気で楽しい、頑張ればきっと報われると言うまでになりました。本当に松谷先生が主宰するFORUM-ICUで学んで良かったと思っております。
坂本さま:
FORUM-ICUを知ったのは、娘が高校2年の10月頃、2人で良い塾はないかとインターネットで調べていた時です。娘はすでに絶対ICUに入りたいと決めていましたので、専門の塾はないか・・・と観ておりました。そこでFORUM-ICUに出会い、すぐに面談・体験授業のメールをお送りし、体験も数回かさせていただいたと記憶しております。最初、私は娘が授業についていけるのか心配しましたが、毎回とても楽しいといきいきしている娘を見て、安心いたしました。クラスの雰囲気も良く、お友達も沢山できて、高校3年生から週2回お世話になりましたが、塾がおもしろくてしかたないと申しておりました。もちろん勉強は大変だったと思いますが、いわゆる暗記型の塾とは違い、ディスカッションや幅広い知識に及ぶ松谷先生や他の先生方の授業は、他に類を見ないものであると思います。日本語教育も重視されていて、国語が苦手な娘にとって、とてもよかったと感じております。松谷先生はじめ、諸先生方のお力添えを頂き、無事AOにてICUに合格することができました。娘だけではなく、私も何度先生にご相談のメールを送らせ頂きましたことか・・。いつもお忙しい中、素早くご返信くださり、アドバイス頂きましたこと感謝申し上げます。AOの準備は大変なものでしたが、自分で悩み何度も何度も書き直し、松谷先生のご指導の下、提出書類ができた時の、そして合格を頂いた時の達成感と自信は、これからの娘の人生の大きな力となってくれると思います。
遠藤さま:栄養士
「ICUを受験したい」と娘から話があった時、色々と調べれば調べるほど、正直、とても難しい受験になると思いました。幾つかの塾を体験した後、FORUM-ICUへ足を運び、松谷先生に、お会いしました。その時に他塾と全く違う様子にとても信頼できると思いました。「絶対合格しましょう!」とか「合格のために○○が必要!」など、煽るようなお話は一切ありませんでした。やらなければならないことを一つ一つやっていけば自ずと結果はついてくると静かに感じさせるお話でした。
実際に通い始めると、娘はFORUM-ICUの勉強が楽しくて仕方ないようでした。それは一瞬、受験生であることを忘れてしまいそうな楽しい学びだったようです。いよいよ受験日が近づいてもFOURMのある日はとても穏やかで精神的に落ち着いているのが見て取れました。英語のみならず多岐にわたって深く掘り下げて学んでいることが受験勉強と感じさせなかったのでしょう。結果、娘の進む道は、ICUではなく、SFCとなりましたが、この道もFORUMに通っていなければ全く思いもよらなかった道です。たくさんの選ばれた良質の文章を読み、文章を書き、自分自身のことを掘り下げて考え、自分の進む道、夢のことを考え、全てをひっくるめて1つ1つの作業を緻密に積み重ねていくにつれて、どんどん脱皮して成長していっていることが見て取れました。ICU FORUMで学べたことは、娘の大きな分岐点となりました。「学ぶ」という本当の大切なことを体感させていただいた貴重な時間でした。一生の財産だと思います。「合格第一主義」ではないと言われていますが、結果、実力も合格もついてきました。FORUM-ICUに出会えて本当に良かったです。ありがとうございました。
Wさま:
昨年の今頃、期末試験を終え、口ではICUを目指すと言いつつも、のんびり寛ぐ日々を送る息子に、大学受験をするのか、しないのか、真剣に考えなさい、とお尻を叩き、『こんな塾、見つけたんだけど』と勧めたのは私でした。 マンモス予備校からマンモス大学へ、という、自分が経験した大学受験とは全く逆の、受験一辺倒ではなさそうな環境がとても魅力的に感じられました。実際に春期講習に参加して、他塾とは全く異なる授業であったこともさることながら、少人数ならではの、仲間たちの志の高さにも魅了されたようで、息子は入塾を決めました。毎回帰ってくると、学んできたことを熱く語る息子の姿に変化を感じ、学校での授業にも同じような姿勢で臨むようになったのか、学内の成績も次第に上がっていきました。
大学付属高に通っていたこともあって、高校3年間、模試を一度も受けなかったのは、親として若干の不安がありましたが、とにかく口は出さないことを貫きました。 ですが、学校からも、塾からも、全くプレッシャーを受けることなく、のびのびとマイペースに大学受験に臨めるという、稀有な環境に身を置くことができ、干渉されることを嫌う息子にとっては、最適な環境だったと、今となっては思います。結果的に、ICUにはご縁を頂けませんでしたが、センター対策もほとんどしなかったにも関わらず、国公立にご縁をいただきました。この1年間で、英語だけでなく、自ら学ぶ姿勢、思考力、論述力など、一生を通じて必要な力を、多岐にわたって育てていただいたと感じ、大変感謝しております。 ありがとうございました。
Xさま:
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